ブレーキフルード(ブレーキオイル)の交換は必要?
車検時にお客様へブレーキフルード交換のお伺いをしております。
お客様によっては「今回は交換しません」という返答を頂くこともあります。
正直なところ、ブレーキフルードはエンジンオイルのように頻繁(半年や5000km走行が目安)に交換の必要は無いものの、やはり車検時にはご交換されることをお勧めしております。
ブレーキフルードって何?どんな役割をするの?
そもそもブレーキフルードはなにかと言う疑問が湧くかと思います。
ブレーキフルードとは、油圧式のブレーキ内部を満たすオイルの事を指します。
ブレーキペダルを軽く踏むだけで、速度を減速させ車を止めることができますね。
では、何故あの小さなペダルを軽く踏み込むだけで巨大な車を止めさせることが出来るのでしょうか。
実はそこにブレーキフルードの役割があります。
私たちが日ごろ乗っている自転車を思い浮かべると、ハンドルに付いているブレーキをギュッと握ると
自転車を止めることが出来ます。
しかし、車の作りは同じという訳にはいかずこのブレーキフルードを最大限活用し
油圧の力を借りてブレーキが利くような仕組みになっている訳です。
ブレーキフルード交換の必要性
エンジンオイルは頻繁に交換するイメージがあると思いますが、ブレーキフルードはそこまで神経質に交換する必要は
ありません。
ただ、全く交換の必要が無いかというと、そうではなくてやはりオイルですので劣化してきます。
具体的にお話しするとブレーキフルードは「吸湿性」が非常に高い特徴があります。
ブレーキフルード自体が水分を沢山含んでしまうことで、ブレーキの利きに影響を及ぼすということです。
ブレーキフルードを古いままにしておくとどうなるの?
ブレーキフルードを古いままでご使用されますと、ブレーキの内部に錆が発生しやすくなり、ピストンの固着によってブレーキが引きずり(常に軽くブレーキがかかった状態になる)を起こしてしまったり、ブレーキ内部のゴム部品を硬化させて液が漏れやすくなり、大変危険な状態となります。
交換のタイミング
交換のタイミングは、2年から4年が一般的ですが、その目安よりも乗り方によってはかなり早いお車も
実際にはあります。
よって弊社では安全を考慮して、車検時(2年に1度)にご交換を推奨しているのです。
車検ごとにブレーキフルードを交換すれば、ブレーキ機能を正常に機動させることができ安全です。
快適なカーライフの為にもこまめな点検整備をお薦めします。
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