ブレーキからキーキー聞こえますか
目次
ブレーキの仕組み
車検、受け入れ時のお話の中で「なんだか、ブレーキを踏むとキーキー音がするんですよ」
というお話を時々耳にします。
原因として考えられるのは、ブレーキパッドの残量が減ってくると音が鳴ってきます。
ブレーキの仕組みは、運転手がブレーキを踏むと、キャリパーに仕込まれているブレーキパッドがブレーキローターを両側から挟みます。
そうする事で車輪と回転するローターの動きを止めるようになっています。
ブレーキパッドがローターを挟む度に摩擦が起きる為、ブレーキパッドは消耗していきます。
ブレーキパッドの交換目安は何mm?
ブレーキパッドの新品は10mmあります。
一般的には、1万㎞走るごとに1mm減ると言われています。
そして、ブレーキパッドは残りが1~2mmになってくると、警告音として「キーキー」鳴るような
構造になっているのです。
いわば警告音ですね。危険を知らせてくれているのです。
交換目安としては、3mm以下や50,000㎞に一度と言われています。
ブレーキパッドを交換しないとどうなるの?
ブレーキパットが底をつくと、ローターに損傷を与え、さらには大事故にもつながる可能性があります。
ブレーキパッドは減っていても車検に通ってしまうのですが(車検項目ではブレーキが効くかどうかを確認する)、早期点検、交換をおススメいたします。
キーキー音の原因は他にも
パッド以外にはローターの偏摩耗も考えられます。
ローターの変形、凹凸なども音を出す要因のひとつです。
単純に音がすると思っても、意外に複雑なのがブレーキですね。
快適なカーライフの為にもこまめな点検整備をお薦めします。
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